いろは坂配列練習道場

~単打最多の最凶かな配列を10本指で調教しよう~

フリック入力のすごさは予測変換との相性

フリック入力の何がすごいかっていうと、予測変換の候補を指定する速度です。

 

フリック入力そのものの優位性は、たしかにお手軽だとか1本指で打てるだとかはすごいですが(ちなみに私は2本指派です)、所詮はただの行段配列なのでそれ自体が効率良いとは思ってません。かな文字を並び順を見ても、覚えやすさ全振りで連接の打ちやすさとか一切考慮されていないのは明らかであり、配列としては微妙です。

 

ただしスマホでのフリック入力では普通に文字をタップするのと同じ要領で予測変換候補をタップできます。これがとにかく強いということを今更ながら認識しました。候補選択操作もペナルティーのない単打なのです。予測変換なので基本的にふつうの漢字変換の上位互換です。

 

フリック配列、予測変換候補、入力文字の3箇所を同時並行的に眺めながら入力しなければいけないのは少し難しいですね。でもブラインドタッチができれば配列は見る必要がないです。さらにスマホは画面が小さく目の範囲が狭いので、できあがっている文面を見ていても予測変換候補はなんとなく目に入ってきますね。結果的に視線移動はほとんどネックになりません。

  

スマホはとにかく指が届く範囲が広いのがよい。スマホキーボードの最上部の予測変換候補を選ぶ操作も一切違和感ない。キーボードだったら4段になった途端に忌み嫌われる。

 

でも、できあがった文章を俯瞰したり、修正するのは大変ですね。これのおかげでかろうじてキーボードが生き残っているのかもしれない。

 

いままでは創作文の評価は予測変換なしを前提としていたけれど、最近はMS IMEもデフォルトでかなり使い勝手良さそうな予測変換機能がオンになっているようです。タイパーとしては不本意ですが、予測変換有りの前提で評価も検討したほうがよさそう。

 

本気で予測変換使うなら候補選択を速やかに行うべきで、数字段でこれが行えるように配慮すべきです。しかしデフォルトではこれができない。たとえば候補の2段目を指定するにはIMEでTabキー2回だとしたら、DvorakJかなんかで2のキーをTab2回+エンターに指定し直さないといけない (IMEからの設定ではいけないよね。。?)。

 

ただし普通の数字との兼用は設定がかなり難しいので沼要素がありそうだ (入力時変換未確定時のみレイヤーを入れる設定が必要。DvorakJで出来るのか不明、かえうちならできる)。Phoenixかな配列のような2段配列で、3段目 (下段?) に数字段を持ってくれば予測変換が捗りそう。配列面がシンプルなのもフリック入力と似ていて良いですね。

 

 

とはいえフリック入力×予測変換のおそろしさを知ってしまったというのが正直なところ。予測変換結果からさらに予測変換が自動的にされるのもすごく、これをPCで真似する方法はすぐには思いつかない。いろは坂配列での執筆より速いんじゃないか。それにフリック入力は大して練習してないのにコレだ。

フリック入力の練習アプリである「フリックファン」をちょっと触った経験では(親指2本)、漢字変換無しのかな文字は適当で100字/分、まぁまぁ練習すると150字/分、かなり練習すると200字/分 (私は無理) という認識です。ひらがなオンリーで100字/分だとしても、漢字変換があるとはいえ予測変換が基本だから漢字込みでも大差ないのではないだろうか。スマホではすなわち特別な訓練なしに誰でも100字/分が達成できる配列がデファクトとなっており、たしかにキーボードの立ち位置はやばいですね。

 

フリック配列自作勢が台頭したら、キーボードが勝てるかいよいよ危ない気がします。