新かな配列練習道場

~単打最多の最凶かな配列を10本指で調教しよう~

作り直すしかないのでしょうね

いろは坂配列はもともとタイパー趣味用です。真面目に効率的な日本語入力を考えている人からすればなんじゃそれって感じですね。

タイピングゲームではあまりまともな文章は登場しないので、句読点は流れの中で打つ必要はないし、あと助詞の「の」が出にくいから軽視するとか、あとあらゆる単語を打てることに注力するから名詞動詞形容詞形容動詞以外は軽視されるイメージ。

 

私は別に文章を大量にor速く書けなくても大して影響ない仕事というか人生を歩んでる人種なので真面目な日本語文にはそこまで興味がない。

とはいえ、あまりに創作文でポンコツなのは目に余るので流石になんとかしたほうがよいかもしれない。

仕事では使わない人からしても、こういうブログがすらすら書けるだけでだいぶテンション上がるもんね。趣味の範囲であっても創作文は重視したほうがよさそうです。

 

タイピングゲームの土俵上では1億人のQWERTY使いから選ばれたエリート vs たかだか数人の新配列使いという構図なので、新配列の性能をもってしてもさすがに太刀打ちできない。新配列の土俵としては創作文や日常のほうが良いでしょう。

もともと親指シフトもそうでしたね。頑なに親指シフターがタイピング界を避けてきた理由がわかりました。これはネガティブな理由というよりは、うまく土俵を選んだ結果なんでしょうね。逆にタイパーは創作文での勝負は全然しませんから、土俵選びはお互い様でしたわ。

とはいえ作家レベルでもQWERTY使いがいるらしいので、それはそれで見てみたい。

 

  

創作文や日常での文章作成は頭による差で8割型決まるんだから、配列の差なんて微々たるものでしょう。とは思ってました。多分今でも半分思ってます。

とはいえ他にやりたいこともないので、残りの2割で人生が変わるかもしれないので、いろは坂配列も作り直していきましょう。

もはや効率化による成果といった現実の対価を求めているわけではなく、自分のエンドゲームを単純に知りたい・到達したいというだけかもしれない。

 

  

いろは坂配列はかなり実験的な配列で、人が適応できる単打キーの数や、手を開くホムポの使用感や、清濁部分別置への慣れなど、全く想像できない状態で開発した。

とはいえ、QWERTYやJISかなに適応してる人種も実際にいるのだから、どんな配列であっても練習しまくればなんとかなるだろう、というような気楽さもあった。

とはいえとはいえ、配列に興味持ってから3ヶ月以内で作り、計算配列とはいえ十分な試行錯誤もせずほとんど手を入れないまま今日まで使っているので、確実に粗があるでしょう。

 

ってか以前もいろは坂配列に疑問を突きつけてましたね。

menmentsu.hateblo.jp

 

いろは坂配列の問題点には、まぁ慣れればどうにかなるものと、だましだまし使っていけないこともないものがあったのですが、

今になってそもそもの土俵を考え直さないとあかんよなぁということも思い、

んで創作文の土俵ではまず助詞「の」と句読点が軽視されていることが足を引っ張る。

 

こういうブログ書いたり、マラソンライティングなるものを齧ったりし、ようやく句読点の居場所について目処がついた気がする。

タイパー活動からだけでは句読点の扱いの経験がなさすぎて設計しようがなかったんですよね。

 

とはいえ句読点をまじめに配慮するとそこそこ重量感のある単打になるし、「の」はいわずもがなヘビー級で、これらのテコ入れをすると玉突き的にキーが入れ替わり大工事は避けられない。

 

とりあえず適当にいろは坂配列をマシにしようとするとこうなる (変更前後)。

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青字は担当指は同じ、赤字は指も変えたもの。

配列をだいぶ変更してるように見えても、重いキーはとにかく動かさないようにしたり、なるべく指の担当は変えないようにすれば適応期間は短くなるかも。

計算配列としての工夫は、今回は句読点がない文字サンプルを徹底的に排除した。代わりに自分のブログとか仕事関係の文とか、あと月見草の優先4gramを入れました。

 

タイピングゲームは配列変更検討に微妙に向かない。なぜなら残酷なまでに配列変更による一時的な効率低下が数値で突きつけられてテンションが下がるからです。

創作文では速く打てないことによるイライラは個人的に少ないから、500字/10分くらいしか打てない配列 (タイプウェル100秒以上) であっても楽しめる。乱雑な単語ばかり打たされるより、ある程度自分の中で決まりきった構文が出来上がってる創作文のほうが練習の敷居も低いかもしれない (かといって憲法タイピングのような同じ文章を延々と打つとかいうのは退屈すぎて無理)。