新かな配列練習道場

~単打最多の最凶かな配列を10本指で調教しよう~

脳は一定を求め、身体は緩急を求める

楽にタスクを片付けるにはどうすればいいか。

創作文では、タイピングと思考を常に同時に行うのが最も効率良いと考えられる。これは一種のマルチタスクというやつかもしれない (シナジー有り)。

反対に、タイピングと思考を短時間に交互に繰り返すような方法は効率悪い。単純な時間効率も悪いが、それだけではなく作業内容が頻繁に切り替わって脳がついていけず、そうこうして脳内が慌ただしくなっている内に思考に一貫性がなくなったりアイデアの芽を拾い損ねたりする (らしい)。

 

タイピングと思考のマルチタスクを身に着けるためには、まずはタイピングを適度な速度で安定させることが必要と考えられる。

しかし最近、等速で長時間創作文を書こうとすると異常に肩が凝ることがわかった。

 

ちなみにそれまではタイピングゲームで1日10万打鍵しようが肩が凝るということはなかった。というか肩が凝るという症状をまともに経験したことさえなかった。肩が痛いならわかるのだけど、あれは寝れば治った。

  

タイピングを安定化しようとしてるんだから、姿勢は固定して、不必要な動作は排除して、極力指先だけを動かそうとする。

が、これをすると肩にゆる~い負荷が長時間かかり続けることになり、この類の負荷は人間の身体にとっては相当よくないようで、あとあと慢性的な痛みや違和感に悩まされるということなのだろう。単純な筋トレだったら長くても数日間筋肉痛になって終わりであり、慢性的な疲労とはだいぶ異なる。

 

似たような例がいろいろとありそうだけれど、

・あるものを長時間凝視すると、目が疲れるし、視力も低下する。だからしばしば目を遠くにやりリラックスする。

・長時間の正座は疲れるしいろいろ辛い。だからこっそりと足を崩したりする。

・ノンレム睡眠中は脳は休んでいるが寝返りはする。

とかはすぐに思いついた。

 

タイパーは練習時間自体は一日数時間であっても、1分以上打ち続ける事はまずないから筋肉の緊張を解くタイミングはいくらでもある。

そういえば昔、タイプウェル憲法というものがあり、あれは一種目30分以上、ロマかな英語のトライアスロンだと1時間半以上全力タイピングを求められ腱鞘炎患者が続出したらしい?それと関係あるかは知らないがその後憲法だけランキング登録が停止された。

  

さて、じゃあどうすればいいかというと創作文でもほどよく間欠的なタイピングを利用せざるを得ない。身体の緊張を解く時間を意図的に設ける必要がある。

まぁ常人ならタイピングしながら常に思考が溢れてくるということはないから、自然と手は止まり身体はリラックスできるかもしれない。とはいえタイピングと思考のマルチタスクを理想的に目指すと身体的な限界が出てくると考えられる。

 

結局バランス問題になってしまうのか。

間欠的なタイピングで思考を安定させるにはたぶん脳と指が分離していればいいのだけど、指はキーが光ってない限りは単独では動けないので脳でキーボードを光らせなければいけず、それが余計なタスクになり思考の効率下がりそう。

とはいえ脳の活動はこんな単純でもないだろうから、いろいろと実験して確かめていくしかない。

そもそも間欠的にも度合いがあり、タイピング1フレーズごとに1秒休むのも1分休むのも両方間欠的である。適度な休む時間はどれくらいか?ということになるが、音楽でいう休符のように、流れを乱さない休み方のような感覚を掴みたい。

 

 

もちろんツール改良や日頃のケアにより慢性疲労はかなり軽減されるはず。大岡さんの尽力はいわずもがなです。

私レベルでもリアフォの荷重を落としたり、リストレストを廃止したらかなりマシになったと思う。