いろは坂配列練習道場

~単打最多の最凶かな配列を10本指で調教しよう~

BS・エンター・「ー」の位置は全て同時に変更しよう

また長ったらしいを動画つくりました。

 www.youtube.com

 

動画中では無駄に説明が長くなってしまいましたが、以下に要点をまとめたいと思います。

 

JISキーボード、QWERTY配列を認めるにしても、以下の不満があります。

 

①右端バックスペースが遠すぎる。疲れる。時間かかる。

②右端エンターも遠すぎる。

③伸ばし棒だけが最上段なのはおかしいし、しかも標準運指では小指担当

 

これらのいずれかは配列に興味無い方でも一度は疑問に思うものではないでしょうか。しかし行動に移す人は少ないです。私も長い間、疑問には思いつつも「慣れたしまあいっか」という事で見てみぬふりしてきました。

 

実際、そう簡単に解決できるものではないんですよね。キー位置を移そうとすると以下の問題が生じます。

 

①バックスペースをどこに移すのか。たとえばもっと近い「@」の位置にすると文字キー (P) に近くなり打ち間違えないか?(パソ活さんも指摘されてましたが、機能キーを文字キーに近くするリスクは継配列設計時に私も感じていた事で、乱打がほとんどできなくなります)。左親指でスペースを打つなら右親指の変換キーをバックスペースにするとがおすすめですが、お使いのキーボードで変換キーがもともと打ちやすい位置にあるとは限りません (最近スペースが長いキーボード増えましたよね)。また、もともと変換キーには例えばIME切り替えなどの別の機能を割り当てていると、じゃあ余ってるのはその右のカタカナひらがなキーという事になりますが、遠すぎて多分右親指では取れないでしょう。そもそも今まで使わなかった右親指を積極活用することで右手の運動範囲が狭くなり、特にバックスペースやハイフンの最上段が取りにくくなります。

②エンターを合理的な位置に動かそうとしても上記と全く同じ問題が起こります。また動かしたとして、じゃあ最初からJISキーボードにある特徴的なエンターキーがただの飾りになるのも違和感があります。

③伸ばし棒を例えばセミコロン (;) の位置にしたとしましょう。ホームポジション上で押しやすそうですよね。しかしよく使うバックスペースが右上にあるものですから、小指を下に構える癖があるとバックスペースが押しにくくなります。右端のバックスペースを使いこなすためには常に右小指は右上を押しに行けるような意識を持つ事が必要であり、小指ホームポジションはこの事情でよろしくないです。

 

しかしながら、上記の問題はそれぞれ個別に変えようとした時の話に過ぎません。

結論からいうと①、②、③を全て同時に対処する事で不満をかなり解決できます。

 

①バックスペースは「変換キー」または「カタカナひらがなキー」にする。

②エンターはそのままにし、QWERTY配列をまるごと一列右にずらす。これによりエンターが近くなる上に「変換キー」または「カタカナひらがなキー」の双方が右親指で打ちやすくなる。

③伸ばし棒はセミコロンの位置にする。右端のバックスペースはやめてエンターキーも近くしたので小指がホームポジションでも違和感なくなる。

 

バックスペース・ハイフンを最上段から引きずり落としたことで「右親指が制約され右手の移動範囲が狭められる」事は大して問題にならなくなります。 

 

ここで実際にバックスペースとエンターの使用頻度を見てみましょう。これは人によってもまちまちですので「タイプ数カウンター」を導入してご自分で調べることをおすすめします。私の場合、最も頻度が高いキーはこんな感じです。

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Enterが見切れててすみませんが、少なくとも私の場合はバックスペースのエンターの頻度は文字キーの最頻出キー (E、いろは坂配列の「い」) と同程度です。もちろん入力法の改善によってBS, Enterは多少減らす事ができますが、それでもたかがしれています。これでも私はBS、Enterの節約に努力したつもりです。なので機能キーは頻度が低いから遠いままで良いとは言えないのです。

 

以上となります。細かいところは動画中で述べたと思います。

②のQWERTYの右ずらしが最もエネルギーがいるかもしれませんね。キーキャップが交換できるような高級キーボードがほぼ必須です (無刻印ならともかく)。

バックスペースを右親に、ホムポずらしてエンターを近くする事は「いろは坂配列」で採用してましたが、QWERTY配列でも有用ということは示せたかと思います。

もちろん私の方法が最適解とは限りません。エンターを親指にするのも良いでしょう。自作キーボードをお使いならもっと個性的な解があるでしょう。いろいろと考えるきっかけになれば嬉しいです。