新かな配列練習道場

~単打最多の最凶かな配列を10本指で調教しよう~

いろは坂配列を普段使いするようにしました(今更

私はいろは坂配列をつくりました。一般に配列開発に勤しんでいらっしゃる方は二通りいて、人々への普及を積極的に行うつもりなのか、自分のためだけに作るのかに分かれます。実際は半々くらいでしょうかね。

そして私は後者です。

前者に対して後者のほうがひとりよがりかもしれませんが、自分の長所をうまくいかし個性のある配列ができ、魅力的です。

私の場合はJISかな経験時の段越えや同指連打が辛かったです。逆に言えばそれらさえなくなれば、私は満足でした。一般向けの配列を考えるならば小指・薬指の使用を抑えたり、交互打鍵率を上げたりなどの配慮が必要ですよね。結局いろは坂配列では交互打鍵を意図的に下げ (50~55%、たとえば月配列では65~75%のはず) 、両小指には2列担当させ、運指最適化前提というまったく万人受けされない調整がされました。

もともと私はタイパーであり、タイピングソフトでそれなりのいい成績を残すことは配列段階から意識してました。なので句読点は日常では頻出ですがシフト面に追いやらてます (ただ句読点が軽視されてるのはqwertyとJISかなでも同様)。タイピングソフト、たとえばタイプウェルでXタイパーにでもなれれば、配列の効率が多少悪くても日常で使う分には何も問題ないだろうと考えてました。

しかし現実は厳しく、日常で使おうとしたとき、キー数増えたことで初見文への対応力が相当下がりました。ホムポが特殊なのでIME切り替えの難度も上がりました。

特に仕事ではキーボード配列のことなんか考える余裕がないので、少しでも思考を邪魔しない配列が求められます。これも辛かったです。

とはいえ、いろは坂の単打特化はきっと日常でも役立つはず。。ということで、上記欠点を練習で補えるように特訓中です。以前普段使いしていた配列 (qwerty) への郷愁がなくなれば新配列への精神的なバリアがなくなり、普段使いできるようになると思います。