アルファベット配列いろいろ挫折した
いろは坂配列でアルファベットが打てないので、どうするかという問題。
まずqwertyにするか?それともこの機に他のアルファベット配列にしてしまおうか。
ここでずいぶん悩みました。
いろは坂配列とかいう難関配列を習得した身としては、アルファベット配列一つくらい余裕ですぐ習得できると思ってたんですけどね。。それは甘かった。
私にとってqwerty配列は母国語のようなものです。手書きの作文がろくにできない頃からqwertyでの日記は付けられました。パソコンで書いた文のほうが遥かにまともで親にも驚かれたものです。
qwerty配列に疑問を持ったのはタイパー界の影響だけです。たしかに他の人と比べてしまうと自分の遅さに絶望しますし、それはqwerty配列のせいだ!と思ってしまいました。逆にそれさえなければqwertyに不満を持つことはなかったでしょう。今思えば上記の不満は打鍵数多くロールオーバー率が高くできないローマ字入力の本質的なところに関するものであり、別にqwerty配列に限ったものではなかったかもしれませんね。要するに自分の中の世界ではqwertyはふつうに受け入れられていたのです。
とはいえ一世紀半も前に作られたよく分からない配列に縋るのはやはり不満です。せっかくですし知的なアプローチで打鍵速度向上をしたいと思いますよね。私の場合タイパー界でさんざん踏み台にされた悔しさが配列開発の意欲を増幅させました。
いろいろと検討したんですけどね。最近ですと先日申し上げたOEY配列とか。結構気に入ってたんですけどね。どれも母国語のqwertyを捨てるだけの価値はありませんでした。
かな配列とアルファベット配列、人間はそれぞれ1つずつしかマスターできません。なぜかはわかりませんが仕方ありません。いろは坂配列の習得により8打/秒で打てていたJISかなを捨てました。qwertyは12打/秒で打てていて、たしかにkiの中指連打とか、yの位置だとか、左手わちゃわちゃするaswe付近とか、不満はあるんですが、それでもこれだけ速く打てている配列を捨てる気にはなりませんでした。もともといろは坂配列はQWERTYと同じくらい打鍵速度を出せることを目標に作った、ということもあります。
結局QWERTYの原型をかなり残したもので普段使いしていくことにします。
シフトが変換キーで前置方式。親指での連続シフトは最上段で辛いですね。