いろは坂配列練習道場

~単打最多の最凶かな配列を10本指で調教しよう~

適度なタイピング運動とは

運動量が少ない配列や打鍵法では無駄がなく快適そうみえると思いますが、実際にどうなんでしょうか?

 

運動しない = 楽というのは実は間違っています。ためしに微動だにせずじっとしてみてください。もう疲れたんじゃないでしょうか。

 

睡眠中でも寝返りをする、定期的に目を休めるため遠くを見る、散歩は腕を振る、座ってる間も姿勢を変えまくるとか、全部体が凝らない工夫だと思います。

 

ホームポジションだけで打ててしまうような画期的な配列があったとしても、凝りやすさというパラメータが爆上がりするので、ちょっと実用的ではないのかもしれません。

 

適度な運動が人間の健康生活に不可欠なのはいうまでもありません。

心臓は止まらないからです。じっとしていると血流が悪くなり、肉が腐ってしまいます。

運動しないのが楽で、無駄な動きを徹底的に廃した配列が客観的に優れているというのは、実際には限度がありそうです。

 

もちろん血流が悪くなる打ち方をしても別途ストレッチなどで体をケアする時間を設ければ日常的に使い続けることができますが、

まぁストレッチを習慣付けることが極めて難しい人種もいまして。。(私は極度の面倒くさがりです)

タイピングに運動性を要するような体が凝らない配列を使い続ければストレッチする習慣から解放されるので、楽さを犠牲にしても腱鞘炎にならない程度であればこっちのほうが良いですね。

 

例えば私の場合なら、いろは坂配列は普通に使ってるぶんに特に凝りません。もともと「楽さ」はそこまで売りではないし、4段配列だからどうしても手指の運動は必要です。

ただし長時間一定速度で、あえてスピードを落として打ち続けるようなことをすると、先日のとおり大変凝りました。

間欠的に打つ分にはまぁ大丈夫。

継配列っていう、3段の月配列系の万人向け配列も作ったのですが、あちらは妙に凝る気がする。。万人向けなのに()

まだ速く打てないという理由がメインだと思いますが、3段配列ということに加え、交互打鍵が多くもないから腕を上下するようなこともあまりなく、ホムポはある程度重視しているので、まぁ凝りには弱そうです。

 

JISキーボードQWERTYは全然凝らないですね。。ホムポは守られてませんし、エンターバックスペース押すたびにいちいち手が宇宙旅行するので当たり前ですが。

またローマ字入力は子音+母音をロールオーバーで瞬時に打つことを繰り返すことが基本なので、必然と速筋が使われて運動になるので凝りはしないのでしょう。等速タイピングとも相性悪いので、慢性的に一定の負荷が患部に掛かり続けることも起こりにくそうです。

 

 

同じ配列でも練度や打ち方で体への負担は変わるでしょう。そして休みなしで遅く打つのが一番凝りやすいので、腱鞘炎にならないレベルを見極めたうえで速く打ったり、間欠的にしたり休憩を挟むのが良いと思われます。

 

新配列的な性能は微妙と思われるNICOLAはもしかしたら、バランスが取れているのかもしれない。

句読点が上段の端っこにあってなんじゃこりゃという感じですが、まぁほどよい運動ポイントと見れなくもないです。ホームポジション以外にも「か」「た」「こ」「は」「く」といった頻出キーがあるのも指は退屈しないので悪くないのかもしれません。

非連続シフト同時打鍵では手がぴょんぴょん跳ねるようなタイピングスタイルとなり、まぁこのせいで速くは打てなさそうではあるのだけど、肩こり防止にはなってそうです。

 

ローマ字入力にはDvorakをはじめとして色々な行段分離配列がありますが、 どうもQWERTYにとって代わるほどのインパクトがありません。Eucalyn配列についても (Twitterで) だんだん言及者が減ってる気がします。

見た目は効率的なのに何故流行らないのか、交互打鍵が微妙というのはよく言われるようになりましたが、ほかにも以下のような証言があります。

shiology.com

きちんと使えるようになったので、今日からQwertyに戻します。その理由はタダひとつ。Dvorakはあまりにも指を動かさなさすぎるから。」

 

肩こり等に直結しているのかは知りませんが、少なくともタイピング行為として退屈であるということでしょう。

 

ローマ字入力の面白さは子音+母音をロールオーバーで瞬時に打つ事をアルペジオを交えて繋げていく事だと思っているので、行段分離配列だと高速交互打鍵ばかり求められて不快というのは、なんとなく想像できます。

 

ともあれ、楽をしすぎるタイピングスタイルは深刻な凝りを引き起こすと考えられます。

じゃあどうしろっていうと、現時点では一切答えはないのですが、

とりあえずかな配列は原理的にホームポジション率は低くなるため、配列設計であえて見た目効率を落とすことはしなくてもよさそうですね。

また、現時点では配列界隈では (多分) 不合理とされるローマ字入力も指の運動量は良くも悪くも高く、速筋が自然に利用できるポテンシャルがあるので、研究の余地がありそうですね。かな配列でアルペジオが研究されていると思いますが、新しいローマ字入力に逆輸入すれば子音+母音 = 2打鍵という感覚の等式が崩れ、見た目の打鍵数のわりには快適な配列を作れる余地があるかもしれません。

 

 

私は全然詳しくないのですが、もちろんキーボード自身を改良・自作したり、パームレスト・アームスタンド等使えば凝りは減るでしょう。自作キーボード界隈の皆様お願いします。

 

2週間ほど前から私は以下のアームスタンドを使ってますが、かなり快適です。肘を横に突き出して肩甲骨を開いて打てるため、翼が生えたような感じがします()。いつかレビューするかもです。