いろは坂配列練習道場

~単打最多の最凶かな配列を10本指で調教しよう~

配列設計のモチベーションたち

先人たちの配列を参考に、配列設計の軸となりうる要素について考えてきたのでかんたんに列挙してみる。

 

①楽に速く打ちたい

練習せずとも速く楽に打てる配列を作りたい。というもの。

配列界で最もメジャーで古典的で無難なスタンスだと思う。

 

②最強のタイピストを目指す

最強のタイピストになるために最強の配列をつくるというもの。

ありがちのようで実はメジャーではない。なぜなら強い指を持っている人はQWERTYで満足しがちで、かつ既に熟練度が高いから移行コストも高いというわけで、二重の壁があるからだ。

でも、QWERTYより速い配列はあるはずだよなぁ。

 

③楽に遅く打ちたい

そもそも速く打つ気はなく、人並みの入力速度をいかに楽にするかを追求するスタンス。微妙に①とは違い、こちらでは指が怠けられるほど良い。

楽に走りたいのが①、そもそもずっと歩いていたいのが③

 

④人と違うことをしてみたい

どういう配列を作りたいというのは後付けで、とにかく自分の配列を作ってみたいというモチベ。

QWERTY脱却のみならず、既存の新配列との差別化も含まれる。

わざわざ語られるようなものではないけど、みんな多かれ少なかれこういうところあるでしょう。

 

⑤文章作成の質向上

心地よく文章を作成したいという動機。

指に楽させるのも含んでいるかもしれないが、それよりも結果的に出来上がる文章の質に着眼してる軸。

文の構成要素ごとに打ちやすさや指の使い方を調節したりする。楽さとも速さとも違う、(私にとっては)目から鱗だった軸。

 

⑥アンチQWERTY

QWERTYを悪ととらえ、QWERTYの特徴の裏を返せば良い配列になるはずという軸。

ローマ字否定、交互打鍵至上主義、ホムポ遵守とかが含まれているが、

そういう技術的な要素よりQWERTYを否定すること自体がモチベになるケース。

 

⑦既存のツールとの共生

JISキーボードQWERTYが普及しまくっている事実をどれほど新配列に反映させるか。

またいろいろとあるキー配列変更ツール (DvorakJ, Google IME, かえうち...) をどれほど前提とするかもポイント。

ローマ字配列とかな配列の使い分けは多くの人ができるようであるが、

かな配列を複数ちゃんと扱える人は稀だし (というか居ないと思ってる)、

複数キーボードを脳内で瞬時に切り替えられる人も珍しい。

自作キーボード・独自配列がもっとも過激で、

JISキーボードMS IMEローマ字テーブル変更縛りが最もマイルドだと思う。

ここらへんのスタンスは開発者の仕事環境によるだろう。

 

 

 

 

たとえばいろは坂配列は②④⑦の軸で作られている。QWERTYより絶対的に速い配列だし、単打MAX独自ホムポはオリジナリティーの追求でもあったし、それでもリアルフォース・かえうち縛りにした。というような感じ。

 

 

⑤はほぼ抜け落ちていたのを反省していて、また⑦でいくらリアフォ縛りでもホムポ変えてちゃ互換性も何も無かったので、まだ新配列開発にアンテナを張ってるところ。。